動画の概要
この動画では、X線CT等で撮影した2つのボリュームデータの位置合わせを行い、どのような変形があったかを解析する方法を説明します。フリーの3次元画像処理ソフトウェアである3D Slicerでは、3次元の非線形レジストレーションのライブラリであるElastixを非常にシンプルなユーザーインターフェースで利用することができます。Elastixの機能を使うためには、最初に拡張機能をインストールする必要があります。レジストレーションが終わったら、3次元可視化の機能を用いて、変形の方向と大きさを、元の画像に重ね合わせて表示する方法も説明します。
ポイント
- Elastix拡張機能をView>Extension Managerからインストールして、3D Slicerを再起動する
- General Registration (Elastix)でレジストレーションを実行する
- 回転と並行移動のみであれば、generic rigid (all)を選択
- それ以外の歪みがあれば、generic (all)を選択
- Transformに変形データが格納されているので、可視化する